*TOOL (映像用機器・TOOL等SOFTの説明)*
**画像処理の目的とTOOL SOFT**
★:一般的な、写真の修正等と違い分析の場合に於いては
見栄えを良くする事が目的では無いので、分析等をし易くする
機能が備えられていなければ成らない。目的も多種にまたがる
ので、目的に応じ選択・使用される。
但しSOFT的な処理には限界も有り、ハードも含め複合的に
処理される。例えば押入れの奥の方に物体が有っても、
取得映像のダイナミックレンジが狭いと、結局黒レベルが覆って
しまうのでSOFT処理のしようが無い。この場合は映像レベルを
リアルタイムにUPするいわゆる増幅処理ハードの挿入が
必要かつ効果的である。カメラ附属の制御ソフトでは
対応できない場合も多い。
★:多くの映像はカラーだが、特にカメラの質がPOORな場合
暗い映像だと色落ちする場合も結構ある。撮像素子の大きさを
変えないで、ピクセルのみ多くした場合の低レベル映像は
余り良い画像は出てこない。因みに1/2インチクラスだと
300−500万画素が限界でといわれている。電子カメラの
多くは、電子シャッターや回路/SOFT処理で見られる映像に
成っているが、明るさ・暗さが大きくなってくると追従出来なくなり
大きく、画質が落ちる物も有るようだ。
メカの絞りと補助照明やVIDEO BOOSTERが無いと
分析の映像用としては、厳しい時もある。
*:左が植物細胞写真である。一見視覚的に認識できるのは、黄色・緑・青
となるが、FREE SOFTのHSVヒストグラム(Image Nos)の色彩分析によれば
右写真のように、予想外だが赤も入っていることが解る。このソフトは色彩分析
時には極めて有効なTOOL SOFTです。是非、揃えておきたい1本。
*:意外と役立つのが、反転機能だ。反転には色彩反転と輝度の反転が有る。
・色彩反転画像の例
・輝度のみ反転
*:画像の白黒化だが2値(白・黒)TYPEとグレーも含んだ、色情報のみ
取り去り、輝度情報のみの、いわゆる白黒映像化の2種が有る。

・白黒化の例 ・左画像の輝度/反転画像
*:前にも書いたのだが、意外と電子カメラや携帯で撮った
画像はピントが甘いのが多い。単にレタッチソフトや写真SOFTの
シャープ処理では、うまく復元出来ない物も多い。各種SOFTで
処理した例を示す。
1:Photoimpact SE
2:天文ソフト/超解像
3:GIMP refocus
4:天文ソフト 5:Winroof V3.6 6:Autodebler 7.5
ステラナビゲータV4
インバースフイルタ
**:上記5点で比較してみた。
1:ポピュラーな写真画像用ソフト。画像のFOCUS処理を。
画像の高域成分のUPがメインと思われるが、意外にお手軽な
割りに効果が有る。
2:天文ガイドで頒布していたソフトで、最も細かい調整が出来た。
現在も、ネットで入手できそう。ウイーナー処理。
3:FREEのソフトでFOCUSのプラグインで行う。
設定も細かく出来るが、説明文書探索中。
性能は更に使いこなせばよくなりそう。
4:VER4です。処理も選べる。性能は中位か。
画像は残せないが、お試しVERSIONがある。
5:元々、顕微鏡用のSOFTです。若干輝度に影響が出ている。
版が古い為か?
6:金属・生物顕微鏡用ソフト。2Dブラインドコンボリューションを試したが
ノイズが多かったので、インバースフイルタで行った。
画像復元では有名なソフトだが、癖もあるようだ。
**:デジタル処理に於いて、偽像が発生したりすることも稀に有るので
複数のソフトで傾向を見るのが必要。細かい設定が出来る物と
固定選択性の物も多い。結果を見ると超解像と無料のGIMPが
この種類の画像には、あっているようだ。ソフトにより適正が在る
ようで、事前に似たような画像でお試しが必要。
但しFOCUSが外れすぎると、処理は出来ない。
*:ICの拡大/約X100 原画/ピント最良点
*超解像で処理
*:GIMPで処理 *:写真SOFT PhotoImpactで処理
**:ICの拡大写真を処理してみた。肉眼では原画(カメラ映像)よりもっと、スッキリ
見えるのだが、取得映像を各種SOFTで処理してみた。
どれも、相当に改善されており、違いが無いように見えるが
総合的には、超解像が優れていた。GIMPもあるPOINTでは
超解像より優れている所も有り、両者は是非揃えたいSOFT。
*:AutoDeblerも試してみたが、生成中はかなり良い分離が行われている
ように見えるが結果から見ると、適、不適があるようだ。
★分光+Focus処理
上記AutoDeblerはR,G,Bそれぞれに分解し、デコンボリューション処理
が出来る。下記に一例を示す。

*:原画像 *R成分処理
*G成分処理

*B成分処理
もっと細かく、色を分けたい場合は、別ページ記載の分光ソフトで分離し、フォーカス
処理+合成を行えば良い。この画像の場合は、画像の大部分を占める緑成分が
フォーカス処理によって、構造が比較的良く解る。
*:これは、緑画像のみ取り出し、超解像SOFTでフォーカス処理し,構造を見易く
した画像である。単一であらゆる処理を含んだSOFTは,余り見かけないので、
複数のSOFTを用意し,検証しつつ分析するのが良いようだ。
*:元画像/基盤の裏 *復元SOFT処理
・基板の裏面透過パターン パターン画像が改善されて
見易くなった。
**:コントラストもFOCUSも甘いと、改善度は余り上がらない。
極力、良い画像を取得しないと、処理にも当然限度が有る。